SIGDIAL2023とYRRSDS2023で発表を行いました

M2の平井が,プラハ(チェコ)で2023年9月11日(月)~15日(金)に開催されたSIGDIAL2023に参加し,発表を行いました.また,11日(月)~12日(火)に開催された併設のワークショップYRRSDS2023にも参加しました.

SIGDIAL2023

SIGDIAL(The Annual Meeting of the Special Interest Group on Discourse and Dialogue)は談話と対話に関する国際会議です.今年はINLGとの共催で,基調講演やバーチャルポスターセッションなどはINLGと共同で行われました.

平井は,項目反応理論を用いてタスク指向型対話システムにおけるユーザのタスクを達成する能力を推定する手法について,ポスター発表をおこないました.

Ryu Hirai, Ao Guo, Ryuichiro Higashinaka

Applying Item Response Theory to Task-oriented Dialogue Systems for Accurately Determining User's Task Success Ability Proceedings Article

In: Proceedings of the 24th Meeting of the Special Interest Group on Discourse and Dialogue, pp. 421–427, Prague, Czech Republic, 2023.

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メイン会場の様子
平井のポスター

YRRSDS2023

YRRSDS(Young Researchers’ Roundtable on Spoken Dialogue Systems)は対話システムの若手研究者が議論する,SIGDIALと共催のワークショップです.今年の参加者は24名でした.

YRRSDSでは対話システムに関するトピックについて議論する,ラウンドテーブルのセッションがあります.30分から45分程度のセッションが4回あり,倫理・評価・マルチモーダル・LLMなどのトピックについて活発な議論がありました.

また,YRRSDSではポスター発表もあり,参加者が各自の研究内容の概要や今後の研究方針などを発表しました.

https://twitter.com/YRRSDS_Official/status/1701146815649726563

参加してみて

SIGDIALのポスター発表において自身の研究について他人と議論を行い,新たな視点で自身の研究を考えることができました.初めての国際発表の場でしたが,発表を楽しむことができました.YRRSDSでは,議論や交流を通して研究や英語学習に対するモチベーションを得ることができました.

プラハに到着した日や会議の最終日にはプラハ市内を観光する時間をとれました.プラハ市内の有名観光地を回れたほか,トラム・地下鉄・ケーブルカーに乗車することができ,充実したプラハ出張となりました.

conference dinnerの会場
プラハの街並み
カレル橋から望むプラハ城
プラハ市内を走るトラム

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カテゴリー: 発表